映画「マリーアントワネット」公式サイト
監督: ソフィア・コッポラ
原作: アントニア・フレイザー
出演: キルスティン・ダンスト 、 ジェイソン・シュワルツ 、 ジュディ・デイヴィス
「女性諸君よ、恋に旅にグルメにファッションに遊びに、大いに楽しみなさい、でも調子に乗りすぎるとあとで痛い目に会うわよ」、という現代女性向けた警告メッセージを送る社会派映画(嘘。
キルスティン・ダンストの演技だけど、「十代のギャルがいろいろ遊んじゃいましたー!」って感じがうまい感じで出てた。
その後の、宮廷入りして王妃になって母になって、苦悩したり浮気したりわがまましたり、とかいろいろあるんだけど、いまいちそのキャラクターというか、どう苦悩したのか、とか、なぜそんな行動をしたのか、とかがわかりずらかった。 「本当に何も考えてないギャル」という表現だったのか?
ポップスやロックなど現代音楽を多用してて、それはいいんだけど、曲の途中で切れたり、舞踏会のシーンなどはそのままクラシックを使っていたりして、どうせならもっと徹底すればいいのい、と思った。
あと、たしかパーティの後、朝まで遊んで宮廷の池か噴水越しに朝日を見るシーンがあったと思うんだけど、せっかくベルサイユでロケをしながらその朝日だけ偽物というか照明のライトを使っていたみたいだったのも残念。