2004年 10月 13日
「メディチ家の短剣」
・・・「ダヴィンチ・コード」は文庫化して安くなってから読もうっとw

 「メディチ家の短剣」 (原題: "The Medici Dagger")
 キャメロン・ウエスト(Cameron West):著、 酒井武志:訳
 早川書房 ISBN 4-15-041022-4

 メディチ家の依頼でレオナルド・ダ・ヴィンチは、どんな手段でも破壊できない短剣を作り上げた。そして500年後、短剣のありかをダ・ヴィンチが暗号で記した手稿をめぐり、スタントマンのレブと武器商人の間で激しい争奪戦が開始される! 壮絶な戦闘と暗号を解く興奮――トム・クルーズ映画化の痛快冒険小説。


 冒険小説というよりは、追いつ追われつ、だまし騙されのサスペンスと、謎解きのミステリー、という感じで、ひとつ下の記事のやや脳天気な明るい作品と比べたら、文体も一人称の「わたし」で語られ、抽象的内面描写も多い重たい作品です。
 ちなみに作者のキャメロン・ウエストは元々25の人格を持つ多重人格者(ノンフィクションの「多重人格者として生きる」がベストセラー、ロビン・ウィリアムズ主演でディズニー映画化予定)ということも多少影響しているのかもしれません。
 重たい作品ながらも、全体的にはハラハラしながら最後まで一気に読み進めると思います。 ダヴィンチの暗号を解読するところが、さすがにちょっとわかりづらかったですが。 それとクライマックスがすこし物足りなかったかな・・・。

 なお、この小説の映画化権をトム・クルーズが買い取ったそうです。 小説の中では主人公の職業ははスタントマンで、トム・クルーズがモデルっぽいの俳優の身代わりをしています。
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by iku-2002 | 2004-10-13 00:18 | Book/Comic | Comments(0)


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