2006年 11月 17日
もうひとつのワールドカップ
もう一つのW杯映画化 知的障害者サッカー /読売・秋田版
日本代表ゴールキーパーで出場 秋大付養護学校、加藤選手奮闘

 ドイツで2006年夏に開催された“知的障害者のサッカーワールドカップ(W杯)”「第4回INAS―FIDサッカー世界選手権大会」での日本代表の活躍が、映画化されることになった。県内からは、秋田大教育文化学部付属養護学校高等部3年のゴールキーパー加藤隆生選手(18)が出場。サッカーに情熱を注ぐ加藤選手らイレブンの奮闘が描かれている。タイトルは「プライド in ブルー」。7月から全国で順次公開される予定だ。

 映画制作に乗り出したのは、ジーコ監督が率いたサッカー日本代表の公式DVDを手がけたこともある中村和彦監督。

 02年8月に日本で開催された前回の世界選手権大会を観戦し、想像以上にレベルが高く、白熱した試合に感動したという。「知的障害者との間に、大河のような隔たりがあると錯覚して生きてきたのではないか。何よりも、彼らのことを知らなすぎる」とメガホンを取った。

 今回大会には世界16か国が参加。2大会連続出場の日本代表は、予選リーグで前回3位のロシア、同4位のドイツ、北アイルランドと対戦したが全敗。順位決定戦では、ポルトガルに敗れたものの、オーストラリアと韓国を下し、12位に食い込んだ。

 中村監督は、代表チームに同行し、試合のほか、宿舎での様子なども撮影。初得点を挙げて抱き合って喜び、敗戦後のロッカールームでスパイクを投げつけ、泣きじゃくる。

 そんな選手の表情をカメラで追い続けた中村監督は、「彼らが全身全霊を打ち込んだサッカーを通して、彼らや自分自身を見つめるきっかけになれば」と期待している。

 制作は現在、編集作業に入っており、7月に東京都新宿区の「テアトル新宿」で公開予定。配給会社「パンドラ」(東京)は、秋田での上映も検討している。

 加藤選手は旧雄和町立雄和中学校3年だった03年7月、代表候補に初めて選出され、今大会では正ゴールキーパーの座を獲得。韓国戦を除く5試合に先発出場し、映画でも、果敢な飛び出しで、必死にゴールを守る姿が描かれている。

 「映画を見て、自分と同じように代表を目指す人が出て、お互いに競い合っていければ」。そう話す加藤選手も5年前、“もう一つのW杯”の存在を知り、日本代表を目指した。

 次回は3年後の南アフリカ大会。春からは県内の社会人チームに所属し、再び世界の舞台を目指すつもりだ。
(2007年3月11日 読売新聞)

サッカー「もう一つのW杯」が映画化 /ニッカン・東北
 知的障害者サッカー選手権「もう一つのW杯」の日本代表をフィルムに収めた「プライドinブルー(中村和彦監督)」が27日に完成予定だ。昨年8月下旬からドイツで行われた同大会には東北から唯一、加藤隆生(秋田大教育文化学部付属養護学校高等部3年)が正GKとして出場した。映画は代表選手たちを追ったドキュメンタリーで、7月に東京・テアトル新宿での公開が決定。現在、加藤の地元秋田でも公開に向け、準備が行われている。

 映画は編集の最終段階に入った。27日の完成を前に、すでに東京、大阪、名古屋などでの上映が決まった。作品中、加藤は中心人物の1人。映画宣伝チラシには「もう一つのワールドカップがあることを知って僕は初めて夢を持てた。それまで自分に自信がもてなく夢を持ったこともなかった」とコメントが大きく掲載されている。

 秋田市での公開に向け、地元障害者スポーツ関係者と配給元パンドラとの話し合いが進んでいる。秋田わか杉国体が行われる前後、9月から10月にかけてが目標だ。26日には実現への第1回会合が、秋田市内で行われる。パンドラ広報は「サッカーだけでなくスポーツをやりたい、という障害者の方はいるはず。そういった方が秋田で(障害者スポーツを)もっとできる場所をつくるきっかけになれば」と障害者スポーツ普及の一端を担う構えだ。

 秋田大教育文化学部付属養護学校サッカー部、高橋真理子監督は「(障害と向き合い)孤独を感じながら頑張っている彼らの姿を、多くの人にみてほしい」と公開を待望する。加藤は「映画で、苦しんでいる人を勇気づけたり、夢を持ってくれたら。まだこの大会を知らない人もいるだろうから」と話しているという。

 15日に卒業式を迎える加藤だが、今後も競技を継続する予定だ。W杯は12位に終わり、目標だったベスト8以上は果たせなかった。順位決定戦の最終戦、韓国戦にも出場できず、帰国後は継続に乗り気ではないところもあった。だが「やり残したことがあったのでしょう。今はまた代表になりたい、4年後も頑張りたい、と話している」と高橋監督。今回の映画が地元公開となれば、加藤自身も勇気づけられるはずだ。【清水智彦】

[2007年3月15日12時19分 紙面から]


映画「プライドinブルー」公式サイト









サッカー:知的障害者のW杯日本代表、ドイツへ結団式 /毎日
 「もう一つのワールドカップ」と呼ばれ、26日からドイツで開催される「国際知的障害者スポーツ連盟サッカー世界選手権」に出場する日本代表の結団式と壮行会が24日、千葉県成田市内のホテルで行われた。派遣費不足で寄付を募っていたが、いまだに約1000万円が不足しており、選手らは不安を抱えながら25日、ドイツに向かう。

(中略)

 選手を派遣する「日本ハンディキャップサッカー連盟」(JHFA)は、特製Tシャツを販売したり、企業や個人、Jリーグの選手に寄付を募り、2500万円以上を集めたが、それでも足りないという。航空券代も片道分しか払っておらず、同行予定だったスタッフが、引き続き日本に残り資金集めに奔走する。

 日本代表は29日からドイツ、ロシア、北アイルランドと予選リーグを戦う。大会は9月17日まで。問い合わせは、JHFA電話045・847・1815。


組織力で狙うは4強 知的障害者世界選手権 独と開幕戦 /朝日
 体制整備も進んだ。02年以降、地域ごとの活動が始まり、選手の発掘や指導の機会が広がった。チーム数も増えて底辺が広がり、サッカーを始める年齢が早まったことで、技術の高い若手が代表入りするようになった。
 一方、協賛企業が集まった前回は前年にポーランド遠征を行ったが、代表強化費が限られた今回は、国際経験がないまま大会を迎える。強化合宿の回数も減った。


知的障害者の国際サッカー大会:派遣資金まだ半分 団体、寄付呼びかけ--独で8月 /毎日
◇「もう一つのW杯」 中村俊輔選手も200万円サポート

 「もう一つのワールドカップ(W杯)」と呼ばれる知的障害者の国際サッカー大会が、ドイツW杯終了後の8月26日から、16カ国が参加して同じドイツで開かれる。だが、選手らを派遣する日本ハンディキャップサッカー連盟(JHFA)には、まだ参加予算の半分程度の資金しか集まっていない。「ジーコ・ジャパン」の23人が発表される15日には、中村俊輔選手が200万円を贈呈するがそれでも足りない状況だ。JHFAは広く寄付を呼び掛けている。【棚部秀行】

 知的障害者のサッカー世界大会は、国際知的障害者スポーツ連盟(INAS-FID)が主催。94年から4年ごとに開催され、前回の日韓大会から、W杯と同じ開催国で開くようになった。前回大会に日本代表は初出場し、16チーム中10位の成績を収めている。

 JHFAによると、前回は国内の注目度が高く、大手企業から寄付金が集まった。しかし、今回はドイツ開催のため選手らの渡航費や滞在費がかさみ、選手が10万円の実費を負担するなどコスト削減に努めても予算は前大会の約3倍に膨らんでいる。大会を目前に控え、集まった資金は必要な派遣金額3200万円の半分ほど。6月からキャンペーンTシャツを販売して資金援助を募るが、見通しは明るくない。

 INAS-FIDは、五輪終了後のパラリンピックのように、W杯後の世界大会を定着させたい考えだ。石塚正太郎・JHFA理事長は「障害を持つサッカー好きな子供たちにとって、頑張れば世界へという励みになる。何とかご協力をお願いしたい」と話している。

 送金は郵便振替で日本ハンディキャップサッカー連盟(00280・3・114013)へ。1口2000円。問い合わせは同連盟電話045・847・1815。同時にボランティアも募集しており、問い合わせはボランティア団体「マリアテレサピースフレンズ」保屋野恵美子代表電話090・9248・9712。

毎日新聞 2006年5月15日 東京夕刊







資金難で世界大会出場危機-視覚障害者のサッカー代表 /サンスポ
視覚障害者による“ブラインドサッカー”の日本代表チームが、資金難で世界選手権出場辞退のピンチに直面している。協賛金やスポンサー集めが難航しているためで、関係者は「チャンスを逃したくない」と支援を訴えている。

競技は一チーム5人の選手が、ボールに入れた鈴の音や周囲の声で状況を判断してプレー。観戦したJリーガーを「自分にはとても無理」とうならせるほどだ。

日本代表は昨年11月のアジア選手権で韓国などを破り優勝。今年11月にアルゼンチンで開かれる世界選手権出場を決めた。しかし選手を派遣する日本視覚障害者サッカー協会は、厚生労働省の補助金中心の運営で、遠征費約500万円を捻出(ねんしゅつ)する余裕がない。

協会はNPOと連携し個人1万円、法人5万円の協賛金を募集するほか、6月のワールドカップ観戦向けのドイツ語学習CDの売り上げの一部を資金に充てる活動を展開。協会へのスポンサー制度も新設したが、知名度不足で反応は鈍く、目標額達成には程遠い。

同協会副理事長で日本代表候補の石井宏幸さん(34)は「世界に挑戦する体験は何にも替え難い。視力を失う以前から続けてきたサッカー人生の集大成となる出場のチャンスを逃したくない」と話している。

協賛金などの問い合わせは同協会、電話03(3341)6351。
JBFA  日本視覚障害者サッカー協会 公式サイト



視覚障害者サッカー日本代表チーム 世界選手権 渡航費集め 都内でチャリティーイベント /フジサンケイ ビジネスアイ・Yahooニュース
 アルゼンチンで十一月に開かれる視覚障害者サッカー世界選手権に出場資格をもつ、日本チームの渡航費を集めるチャリティーイベント「ワールド・ペガサス2006」が三日、東京都世田谷区の北沢タウンホールで開かれた。
 日本チームを応援するNPO(民間非営利団体)日欧ライフネットワーク協会の主催。
 「ブラインドサッカー」と呼ばれるこの競技は、視覚障害者四人と健常者二人でチームを構成。視覚障害者がフィールドプレーヤーを、健常者がゴールキーパーと指示などを出す「コーラー」を担当する。南米や欧州ではポピュラーだが、日本での認知度は低く、スポンサーもいないのが実情だ。
 このため、日欧ライフネットワーク協会などが、日本での支援者を増やそうと、渡航費五百万円を集めることを目標にイベント活動などを展開している。現在は、10%程度の達成率で、出場の可否がかかっている。
 この日は、ブラインドサッカー選手で東京都千代田区の会社員、石井宏幸さん(34)さんらチームの五人が登場。鮮やかなボールさばきを見せた。六年前に視力を失った石井さんは、小学生から続けていたサッカーで「チャレンジする心を思いだした」と言う。さらに、「日本代表のプライドをもってサッカーをしている。いつでもだれでもサッカーのできる環境を作りたい」と話した。
 問い合わせはNPO日欧ライフネットワーク協会(TEL03・5562・5454)。


『ブラインドサッカー』の魅力 攻守は足音、息づかいから『映像化』 /東京新聞
 「日本代表がアジア大会に優勝しながら、資金難のために世界選手権出場を断念」-。まさかと思うようなことが、あるスポーツで現実となりつつある。視覚障害者による「ブラインドサッカー」だ。富める国ニッポンにあって、遠征費など五百万円が足りないばかりに代表チームを送り出せないとは。あまりに悲しく、恥ずかしくないだろうか。ブラインドサッカーはスピーディーでエキサイティングな世界なのだが。 

■北京パラリンピックを目標
 プロジェクトの詳細はホームページ( http://nichiou-life.com )に掲載されているが、松尾さんや釜本さんは「北京のパラリンピック出場も夢でなくなっている。ぜひ、アルゼンチン行きに力を貸してほしい」と呼びかけている。


ワールド・ペガサス・プロジェクト協賛金のお願い /NPO日欧ライフネットワーク協会
ブラインドサッカー日本代表への協賛金について
(個人) 一口 1万円
(法人) 一口 5万円
協賛金頂いた方へは、日本視覚障害者サッカー協会へ渡航費をお渡しする目録にお名前を掲載させて頂きます。(掲載ご希望の有無は個々に確認をさせて頂きますのでよろしくお願い致します。)
振込み先銀行口座
振込先  : 三菱東京UFJ銀行
支店名  : 室町支店
口座番号:普通 4654133
口座名義:日欧ライフネットワーク協会理事松尾由佳



ワールド・ペガサスサポーターズ基金についてお小遣いからでも寄付したい、というお小口の申し出が増えて来ました。多くは中高生からです。 目的達成のために、この基金を設立致しました。一口100円よりお申し受け致します。皆様の温かいご協力をお願い致します。
振込先郵便局口座
口座番号: 00100-7-549186
加入者名: NPO法人日欧ライフネットワーク協会
通信欄に「ワールド・ペガサス サポーターズ基金」と記入下さい。








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by iku-2002 | 2006-11-17 22:09 | Football | Comments(0)


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