「交渉人 真下正義(踊る大捜査線シリーズ)」公式
監督: 本広克行
原案: 君塚良一
脚本: 十川誠志
音楽: 松本晃彦
出演: ユースケ・サンタマリア、 寺島進、 小泉孝太郎、 高杉亘、
松重豊、 甲本雅裕、 遠山俊也、 柳葉敏郎、 水野美紀
まあまあよく出来ていたし、脇を固める俳優がよかったし、この先展開がどうなるんだろうと飽きずに見られた。
ただ最後の落ちがありえない。 警察もの、サスペンスもので、手抜きと思われても仕方がないのでは?
結局犯人が最後に自爆してしまい、名前も顔も誰だかわからない、その動機も、犯行方法(試作電車の盗難方法、秘密のわき道をなぜ知っているか、どうやって運行システムのハッキングが出来たのか)もわからないまま、はあかんでしょう。 そうするなら、もっとちんけな犯人像で終わらさずに、謎や恐怖度を深めて次回策につながるような感じにすればいいのに。
舞台が地下の指令所がメインで動きが少ないのと、ユースケ・サンタマリアの主人公がそういうキャラなのかあまり表情が無い。 TVドラマからのファンはもっと楽しめるのかな?
あと、そろそろサイコな犯人とかハイテク犯罪ネタやオタ的クラッカーな犯人とかはちょっと飽きてきません?