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2004年 12月 27日
「ターミナル」
ターミナル 日本語公式サイト

監督: スティーヴン・スピルバーグ
製作: ローリー・マクドナルド、 ウォルター・F・パークス、 スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮: ジェイソン・ホッフス、 アンドリュー・ニコル、 パトリシア・ウィッチャー
原案: アンドリュー・ニコル、 サーシャ・ガヴァシ
脚本: サーシャ・ガヴァシ、 ジェフ・ナサンソン
撮影: ヤヌス・カミンスキー
音楽: ジョン・ウィリアムズ

出演: トム・ハンクス(ビクター・ナボルスキー)
 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(アメリア・ウォーレン)
 スタンリー・トゥッチ(フランク・ディクソン)
 チー・マクブライド、 ディエゴ・ルナ、 バリー・シャバカ・ヘンリー、 ゾーイ・サルダナ、 クマール・パラーナ


ネタバレありなので:  序盤くすっと何度か笑わせて最後にちょとほろりとさせるライトコメディ」って感じ。 めちゃくちゃ腹を抱えるギャグ映画でもないし、涙が止まらなくなるほど感動することもない。
 なんとなく中途半端というか、後半の方や終わらせ方はグダグダな感じがした。

・ 個人的好みでは、空港内から出ることも帰国することも出来ない一種のサバイバル状態をもう少し見せてくれても良かった。
・ キャサリン・ゼタ・ジョーンズと最後は結ばれてハッピーエンドかと思うと、そうではなし。不倫していて、くっついたり離れたりを繰り返しているらしい(?)彼女のキャラもよくわからなかった。 彼女の不倫相手のコネでビザをもらえるんだけども、結局それは無駄に、というか使わないんだね。(ま、ビザにサインが無いので無理矢理突破、に繋がるんだけども)。
・ インドから来た掃除のおっさん(なぜか多芸wで、元はインドで殺人未遂を犯して逃げてきた)が、強制帰国させられたら刑が待っているのにもかかわらず、トム・ハンクスのために自らを危険にさらしたり、空港警備の大柄の部下が最後にハンクスを逮捕せずに上着を着せて脱出させたり、そこまでの心変わりがちょっと説得力不足な感じ。 警備のおっさんは命令違反、どころか国家に対する違反だろうし。 それに彼らはピーナッツ缶の中身については知らないはずだし。
・ ホテルのジャズバーでついにサインの最後の1枚をもらえるんだけども「演奏が始まるから終わるまで待ってて」と言われて「はい、待ちます」というシーンがあるんだけど、その念願のもらえるシーンは無し。単に「待つ」というキーワードを言わせるだけなのか。まだ何か障害や盛り上がりがあるのかとか勘ぐってしまった。
・ 空港での撮影はほとんどが実物大セットを組んだらしいが、それは流石ハリウッド。 本物そっくり、というか、よくあんな巨大構造物を作れるもんだ。


6ヶ月間、空港で生活する男 16年間、空港で生活する男 (いずれもX51.ORG)
by iku-2002 | 2004-12-27 01:27 | Cinema | Comments(4)
Commented at 2004-12-27 17:38
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by iku-2002 at 2004-12-27 20:59
別に悪くないんだけど、「スピルバーグ&ハンクス」で期待した人には物足りないかも
Commented by レコ婆 at 2005-01-15 02:50 x
やや甘ったるい感はありますが、おおむね良かったです。
ちょうどX’masの頃に見たせいかしら?
周りがカップルばかりで、負け犬気分を味わいました。(笑)
若い女の子は、こういうの好きだと思いますよ~。
うん、デートにぴったりな映画。
この後、小洒落たレストランで、ワインなど傾けたら、話が弾みそう。
Commented by iku-2002 at 2005-01-15 13:49
日本の配給がクリスマスシーズンに合わせたのかもしれませんね


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